綺麗な飾り棚の中にはモエ・エ・シャンドン 「皆さんにケーキを召し上がっていただいて」 その口振りはまるでマリー・アントワネットのよう フルシチョフとケネディの為の特製の処方箋 いつだって 彼女からの招待を断われはしない 「キラークイーン」の冒頭の一節。 フレディー・マーキュリーが毛皮に身を包み、黒いマニキュアの しなやかな指をくねらせながら歌った、クイーンの往年のヒット曲である。 当時は、モエ・エ・シャンドンがどんなものなのかわからなかった。 ほどなくしてそれが、高級シャンパンの名前だということを知った。 モエ・エ・シャンドン、キャビア、シガレット・・・ 主人公の彼女の優雅な日常を思わせる言葉の数々が いっそう大人の世界への憧れをかきたてた。 大好きなロックバンドの歌詞に歌われるだけで モエ・エ・シャンドンは特別なシャンパンになった。 そして今でも、シャンパンを飲むたびに キラークイーンが頭の中で流れるのはいうまでもない。 この主人公の彼女、冷戦中に世界をまたにかけて暗躍し キラクイーンと呼ばれた、実在する高級娼婦だという説があるらしいが 真偽のほどはどうなんだろう・・・
by henrri
| 2006-04-28 21:59
| ワイン
|
カレンダー
お気に入りサイト
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||